有機化学
芳香族化合物
ベンゼンの構造を出発点に、フェノール・芳香族カルボン酸・アニリンと、有機化合物の分離操作を学びます。
この単元のトピック一覧
- ベンゼンの構造と性質 ベンゼンの正六角形構造と共鳴による安定化を理解し、ベンゼン環がなぜ付加反応より置換反応を起こしやすいのかを、構造にもとづいて説明します。
- フェノール類 フェノール類の弱い酸性を、炭酸との強さの比較実験と塩化鉄(III)による呈色反応という2つの実験的な手がかりから理解します。
- 芳香族カルボン酸 安息香酸とサリチル酸という代表的な芳香族カルボン酸を学び、サリチル酸がもつ2つの官能基のどちらが反応するかに注目してアスピリンとサリチル酸メチルの合成を理解します。
- 芳香族アミン(アニリン) アニリンがアンモニアより弱い塩基である理由を電子の非局在化から理解し、ニトロベンゼンの還元によるアニリンの製法と、アニリンブラックへの利用を学びます。
- 有機化合物の分離(酸塩基抽出) 酸性・中性・塩基性の有機化合物が混ざったジエチルエーテル溶液を、酸・塩基の水溶液を使った抽出操作で1種類ずつ分離する考え方を学びます。